uraのひとりごと

ひとりごとの体で語りたいことを語ります。

加藤シゲアキ グリーンマイル 東京 1710

お友達の強運により、シゲちゃんの舞台「グリーンマイル」東京公演初日、そして東京公演千穐楽を観劇することが叶いました。

観劇経験がほぼゼロの私にとって凄く刺激的な一時でした。

 

役者さま方は演劇の世界ではよく知られた方だと思うんだけど、如何せん私が不勉強故に初めましての方ばかりでした。どなたも当たり前に素晴らしく、正直シゲちゃんのお相手としては贅沢過ぎやしないか?と思った程。反面、演技経験のない把瑠都さんのコーフィーもナチュラルで初々しくて本当にハマっていて良かった。結局泣かされたのは殆ど把瑠都さんに、です。

 

とにかくセリフ量が半端ではなかった。決して楽しい内容ではないので精神的にも削られることもあったろうし、ほぼ舞台に出ずっぱりと体力的にも相当厳しかったと思う。本人も意気込んで取り組んだことと思うから、ボスを演じきれたことがまずもって良かったなと思う。この役に合わせて作ったという身体も見栄えがあった。初日公演では若干セリフを噛むところもあってまだ全体的に慣れてない感じも見受けられたけど、東京楽では見事にそれが解消されてより馴染んでいたのも興味深かった。これが舞台の醍醐味なんだろうなぁと思った。

 

そしてこの物語のキモである冤罪、死刑制度について、改めて考えることができた。普通に生活している上で自発的に考えることはほぼないし、むしろ自分には無関係として避けてきたところもあるが、日本に死刑制度がある以上、他人事ではないという感覚は持っていたいと思わされた。若い学生さんに観て考えてもらいたいな、と思ったことも付け加えておきます。

 

今回は観劇後にツイの方でレポをあげてしまったので、備忘録としてはこの辺りで。