NEWSを知らない君へ
はい、私もほんの2年前まで「NEWSを知らない君」でした。
紆余曲折のあったグループということは何となく聞いたことがある方は多いかと思います。
私自身がそうだったんですけど、4人の印象って、
小山くん→ニュース番組出てるらしいけど仕事中だし観たことないな~
増田くん→テゴマスの人!でも良く考えたら歌番組以外で観たことないかも
加藤くん→確か名前をカタカナにして本出した人だよね~でも本読まないしなぁ
手越くん→イッテQ面白いよね~サッカー好きらしいよ~
ざっとこんなもんではないでしょうか!?私に至っては加藤くんの名前自体曖昧でしたww
でも、そんなアナタ!今からでも間に合います!むしろ今知っておかないときっと後悔しますよ!長らく茶の間事務所担であった私を深~い沼に引き摺り込んだ最高に素敵な4人の王子たちを、私の目線でご紹介します♡
彼らの魅力はもう知れば知る程ザクザクと出てくるのですが、私がオススメしたいのは彼らの『歌』です。歌唱力に定評のあるテゴマスを擁するグループですから楽曲の難易度そしてクオリティはなかなかのものです。
そこで、こんな企画を用意しました~!
題して、『おいでよ!NEWS楽曲の森』!
グループ曲にも彼らを知ることのできる名曲が揃っているのですが、私はソロ曲にスポットを当てて彼らに迫ってみたいと思います。
今回はNEWSが4人体制になって以降の楽曲を挙げていきます。
sg『チャンカパーナ』(2012)・・・①
al『NEWS』(2013)・・・②
al『White』(2015)・・・③
al『QUARTETTO』(2016)・・・④
以上の作品にそれぞれ1曲づつ収録されています。
【小山慶一郎】
①「Starry」(作詞)
②「Beautiful Rain」(作詞※共作)
③「ロメオ 2015」
④「愛のエレジー」
テイストは上からバラード、ミディアム、ラテン、歌謡曲といったところですが内容は全て悲恋ですww叶わぬ恋に身を焦がして切なげに歌う姿はとってもセクシー。声が艶っぽいので歌詞世界にマッチしてるんです。小山くんは女子力の高い妄想族タイプなので(お仕事に合わせて敢えて発言していることもあるでしょうけど)、恋愛絡みの楽曲になるのも納得。キャスター業が定着しつつあるせいかしっかりした人に見えますけど、大袈裟に怖がってみたり自信のない発言をして涙する様がちょっと女々しくて、そんなところがまた"悲しい恋"との親和性を感じさせます。また③は、元メンバーである錦戸くんと2人で過去に披露した楽曲をソロでリテイクしたものです。コンサートでの演出もオリジナルを起想させるもので、ファンの思いを汲み取ることをいつも気にかけてくれています。
実際の彼はメンバー大好きで、グループの為なら何でも出来ちゃう頼れる長男なんですよ!あとは抜群のスタイル!着席スタイルの出演番組を観た時のファンの第一声は「足なっが!」
【増田貴久】
①「Peeka Boo...」
②「Remedy」
③「Skye Beautiful」
④「LIS'N」
増田くんだけ、作家陣に自身の名前がクレジットされていません。とは言え4曲全てを信頼する作家さんとディスカッションして作り上げています。歌詞に「君」という対象物は出てくるのですが、喜怒哀楽をあまり感じさせない只の事象を述べているかのような世界感です。思いをダイレクトに伝えるのは余り得意ではないけれど、思いを込めた楽曲に全てを託しているんですね。故に「LIS'N」→「聴け」。曲調はEDMベースといったところでしょうか。全てガッツリ踊れる楽曲ですし、楽曲+ダンスで完成形だと思っています。でも構造が難解。サビ無しの楽曲もあります(②)。さっきお喋りは苦手と書きましたが楽曲内のラップは超流暢。声色が多彩なので、テゴマスの「ミソスープ」をイメージされている方は驚くかも!イケメンボイス出しますよ~!
拘りが強いわ、何を言い出すか分からないわでなかなか面倒な次男ですが、NEWSの素敵な衣装を担当する笑顔の可愛いオシャレ番長です♡
【加藤シゲアキ】
①「ヴァンパイアはかく語りき」(作詞)
②「Dreamcatcher」(作詞作曲)
③「ESCORT」(作詞作曲)
④「星の王子さま」(作詞作曲)
取り敢えず全楽曲作詞しています。さすが作家先生!加藤くんの楽曲はやっぱり歌詞に注目して欲しいですね。言いたいことがあり過ぎてラップと言うかもはや喋ってるみたいになっている楽曲もあります(①④)。声は嗄れていますけど、低い声は説得力あって良いですよ。彼の歌詞もどちらかと言うと恋愛色は薄め。と言うか恋愛に擬態させた別のナニカを歌っているのかも?あと単純に英語詞が多過ぎて、後は各自で辞書を引いてね♪感が凄いwwなのに和訳しないと何が言いたいのか分からない。直接的な分かり易さよりも作品としての美しさを重視してるのが彼のちょっと自意識高目のマインドを良く表してると思います。文学的表現という言葉がしっくりくる彼の歌詞世界です。因みに③ではMVの監督も自ら手掛けたのですが、コンサート演出とは異なる解釈で仕上げてきました。所謂アザーサイドとかではなく、「ESCORT」という言葉を軸に反転させたカタチです。彼の作詞家としての力にゾクゾクさせられますね。
24時間テレビのSPドラマの主演に抜擢され、作家業も連載を持つなど過去一番の充実期に突入している、NEWSのブレーン的存在の三男です。自分のことをシゲって呼んじゃうあざと可愛さも使ってくるから注意だよ!ww
【手越祐也】
①「Addict」(作詞作曲)
②「Lovin'U」
③「あなた」
④「Encore」
えーとこの人も悲恋でしたww②③④はしおらしいのですが、特筆すべきは①。楽曲の一番盛り上がる箇所で「抱っかっせってー」って叫びますwwこの楽曲の作詞は手越くん本人ですが、深夜2時にジョギング中降りてきたそうで、ナチュラルボーン・エロなんでしょうね。勿論意図はあるんでしょうけど、このフレーズに全てを持っていかれてしまいますねー。さて、他の3曲ですが、それぞれ男目線、女目線とオーダーしているみたいです。彼の場合、歌詞自体よりも歌い方伝え方に重点が置かれているように思います。歌詞の言葉のチョイスは恋愛系の歌詞では有体なものですが、彼が歌うと多分ここ顔を歪ませて歌ってるんだろうなって分かる位苦しそうに聴こえてくる。主人公憑依型と言ったら合ってるかな?自分の持ちうるスキルを総動員して表現しようとする。いつでも何事にでも全身全霊。彼の生き様そのものです。声質がクリアでハイトーン。正確なピッチ。NEWSの楽曲を支える大黒柱です。
運動神経抜群でバラエティの寵児であることは周知の事実。意外かも知れませんが、礼儀正しく、そして人見知りさんでもあります。それでも好きな時に好きなことを言ったりやったりするので正に"マイペースな番長"な四男です。
さて、少しは興味を持って頂けたでしょうか!?実は『4人を楽器に例えよう』企画もあったんですけど根拠が難しくて断念。直感で良いなら、
小山くん→フルートかハープ
増田くん→オーボエかシンバル
加藤くん→ホルン
手越くん→トランペット
かな。
とにかく、私の無駄に長い文章を読むより、"一見は百聞に如かず"ならぬ"一聞は百見に如かず"です、是非ご自分の耳でお確かめください!
Take you all to "QUARTETTO" world
Ready go !!