初めてT.M.Rのコンサートに行った日
私は今月で漸く丸2年を迎えるヒヨッコジャニオタなんだけど、NEWSとJUMP以外でお金を掛けて応援しているアーティストが1人いる。
T.M.Revolutionもとい西川貴教さん。
出会いは96年11月リリースの3rdシングル『HEART OF SWORD~夜明け前~』。アニメ『るろうに剣心』のED曲と言ったら分かる方もいるのではないかと思う。テレビから不意に聞こえてきたこの曲に釘付けになって慌てて主題歌の歌手名を探したのを今だに良く覚えている。そして同時にこの人は私が一生付いていく歌手だ、と直感した。それ以来20年近く多少の熱量の上下はあったが飽きずに付いてきている。
そんなT.M.Rのコンサートに初参戦した当時の日記がコチラ。
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2003年○月○日
人生初ライブ!!
行ってきました。
本当、あっちゅー間の2時間だった。
歌いまくってのどが痛いわ、
立ちっぱで足痛いわだけど、
やっぱ貴教は歌上手いし、声良い!!!
来年も行きたいナー♪
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この年のコンサートは『coodinator』と銘打たれていて、いわゆる"ガンダム出の新規"さんが増えた頃。『ガンダムSEED』の主題歌『INVOKE』のイントロがかかった瞬間の歓声は凄かった。逆にシングルのカップリングとかは??という空気もあってちゃんと聞き込んで来いよ~と思ったり(私は楽曲厨なのでこの辺り辛口)。
うちわ等々のボード類は禁止だしペンライトもないので(あるツアーもあったそうだ)本当にNO武装、身体一つであの空間に飛び込むのでジャニーズは両手塞がるのが若干不便だなと思うこともあるww
あの開演前の自分の周りの空気がすっと冷えていく感じ、そしてturboコール(貴教の愛称)でどんどん高揚感が増してくる。貴教がステージ上に現れた時、月並みだけど、本当にいるんだー!って思った。1曲目からああ、本物が目の前で歌ってる、なんて上手いんだろう、って。真剣に聴いて真剣に拳を突き上げてるのにどこかフワフワと現実離れしているような感覚、これは今だにどのアーティストでも感じる。コンサート中の鋭いビートが刻まれる大音量に胸の奥が痛んで息ができない。時間が過ぎるのが勿体なくて終わって欲しくなくて、でもあと何分聴いていられるんだろうって時計が気になったり。
近年はサポートメンバーがステージ上でガッツリ演奏するけど(バンド(abingdon boys school)を組んだ影響が大きいと思われる)、当時は貴教1人で小さなステージを縦横無尽に駆け巡って、バルコニー席に飛び乗ろうとして係員に取り押さえられそうになったり、文字通りめちゃめちゃアツイ。あと最近は少し減ったけどヘドバンも凄い。貴教自身も凄いけどファンも凄い。当時は正直引いてたけど今なら少し分かる気がしてるww
楽曲もバラード(とは言ってもミディアムバラード)はシングルとしては2曲しかリリースがなく、殆どがアッパーでロックチューン。NEWSならずっと『Wonder』、JUMPならずっと『UNION』って感じ。そしてバラード以外はファンはめっちゃ大声で歌う。大合唱。それでも貴教の"声量おばけ"の前にかき消されるww
振り付けも『HIGH PRESSURE』と『HOT LIMIT』のあのトンチキな振りはまんまソレをやって、それ以外は前奏、間奏、後奏は拳を突き上げるか手拍子、Aメロは縦揺れBメロは片手で貴教に向かって肩から振り下ろす(ライブ映像とかで良く見るヤツ)、サビはそれの両手バージョンと決まっていて初参戦の私でも直ぐに対応できた。ジャニーズのペンライトと一緒だね、参加型。これが楽しいから皆また行きたくなるんだろうなぁ。
ちなみにお手振りみたいなファンサはない。歌ってる最中に最前列のファンにタッチすることはあるので良いなーと思ったり。時々MCで話しかけるファンがいてそれにテキトーに答えたりはしてるけど、それで笑いが起こってるから良いのかもしれないけれどマナー的にどうなんだろうかというのは当時からずっと思ってる。
あとはMCがめちゃめちゃ面白い。下手な芸人さんより上手い。楽曲中はオラオラなんだけど、MCになるとちょっとキュートなところが出てきてとても可愛らしい。それも貴教に魅了された部分だと思う。
そして何より、お辞儀が深い。感謝の言葉を惜しまない。アップダウンを経験してるからだろうけど、本当にありがとうって気持ちが伝わってくる。だからこれからも付いていこうと思う。
お題から逸れてしまった・・・
"ジャニオタになって初めてT.M.Rのコンサートに行った日"の方が正しいかも。なんせ昨日行ったからさ・・・ww
T.M.Rとジャニーズのコンサートの違いみたいな気持ちで読んでもらえると助かります・・・と最後に言い逃げ。
興味持たれた方は今年のツアーの一般発売はまだの会場もあるから是非どうぞ!